組合員の願いを形にしたコープ自然派のパン。素材にも製造にも妥協しないで、美味しさ・あんしん・手ごろな価格を実現しました。

コープ自然派のパンのこだわり

パンのこだわりA

毎日食べられる価格で!
ほんとうのパンのおいしさと安全性を追求

国産小麦を使った安心・安全でおいしいパンが食べたい!
しかし、パンは原材料がシンプルになればなるほど、カビは生えやすかったり、ふんわりと膨らまなかったり、手間がかかったり、価格が高くなってしまったり…

コープ自然派では、国産小麦粉100%、食品添加物は使わないおいしいパンを求めて、時には苦しい日本の小麦事情とも向き合いながら、組合員さんと一緒になって、長年商品づくりを進めてきました。

パンを食べる子ども

なぜ国産小麦粉にこだわるの?

大人も子どもも大好きなパン。
だから知っておきたい小麦の農薬「汚染」のはなし

パンやうどん、お菓子など、日本で消費されている小麦の約9割は輸入小麦です。
その輸入小麦ですが、農林水産省の調査(2013年~2017年)によると、米国・カナダ産小麦の9割以上から除草剤の成分「グリホサート」が検出されていることが明らかに。
また、農民連食品分析センターが、輸入小麦を使った市販の食パン製品で残留農薬検査をしたところ、高い検出率でグリホサートが残留していることが確認されました。

小麦粉

この輸入小麦の”汚染”の背景にあるのは、米国・カナダで小麦や大豆の栽培で一般的に行われるプレハーベスト(収穫前)という農薬の使い方です。プレハーベストは収穫直前に農薬を散布することで、「作物を枯らす(実を乾燥させる)ことで収穫効率を良くし、乾燥を早く進ませる」目的で行われています。

国産小麦にはプレハーベスト農薬は使われていません。
コープ自然派は、「食」の安全を確保し、「食」を支える日本の農業を守るため、国産小麦にこだわっています。

小麦

コープ自然派の食パン開発のあゆみ

コープ自然派オリジナル食パン 開発のあゆみ

コープ自然派では、「誰もが買いやすく、安心できるこだわりの食パンを作る!」という思いから、生産者と組合員が一緒になって食パンの商品開発に取り組んできました。2005年にはじめて登場したのが「バターde食パン」です。

2005~2006年
供給  
初代 コープ自然派オリジナル「バターde食パン」
※国産小麦100%、よつ葉バター100%
2007~2011年
供給
2代目 コープ自然派オリジナル「バターde食パン」
※国産小麦100%、よつ葉バター100%

「バターde食パン」は製造メーカーの事情や国産小麦の安定確保が課題となり、商品供給が続けられなくなりました…

自然派Style「恋する食パン」

「バターde食パン」からバトンを託されたのが、自然派Styleの「恋する」シリーズ!当初は「自然派の食パン」というシンプルな商品名でしたが、組合員からの公募で現在の商品名になりました。
「香りが高い国産小麦『春よ恋』を使用したこと」(自然派Style「恋する食パン」は20%、自然派Style「恋するリッチブレッド」100%)、「みんなが『恋』するほどの食パンになってほしい」という思いが、名前に込められています。

2011年~現在自然派Style「恋する食パン」
※国産小麦100%
2012年~現在自然派Style「恋するリッチブレッド」
※国産小麦100%、国産バター100%

さらに、コープ自然派の産直原料や、国産オーガニックの小麦を使ったパンを作りたい!
こんな思いが、コープ自然派直営のパン工房設立へとつながります。

追い求めたコープ自然派理想のパン作り
2014年に自前のパン工房を設立

パン工房「コープブレッドファーム」

コープ自然派は、「国産派宣言」が基本スローガン。
この宣言には、「日本の農業を守り、食料自給率を向上させることで、地域の自然環境(生物多様性)の保全や食文化の継承する」という意味が込められています。

この理念の新たな展開として、2014年にコープ自然派パン工房を設立。わたしたちが長年、産直関係を築いてきた生産者の原材料を使ってパン作りもできるようになりました。

※2020年9月1日より㈱コープブレッドファームに名称変更

コープ自然派自前のパン工房でつくるおすすめ商品

生協のパン革命!?焼き立てパンもお届けします。

コープ自然派の配送トラック

コープ自然派直営のパン工房「コープブレッドファーム」では、組合員さんからの注文を受けてからパンを焼き、翌日にお届けしています。完全受注生産で原材料にロスが少ないから、毎日利用しやすい価格も実現!

パンから日本のオーガニックを拡げたい!
有機JAS認証のパン

北海道の有機農家

お米と並んで日本人の生活に定着しているパンに使われる小麦を 「国産オーガニック」に変えることが、日本でオーガニックを拡げ、日本の農家を元気にすることにつながると考え、2017年にコープ自然派直営のパン工房を拡張。

有機JAS認証のオーガニックパンの製造ラインを完成させると共に、国産有機(オーガニック)小麦を確保する取組を進めてきました。その中で出会った北海道の有機農家とは小麦だけでなく、その畑で輪作されるすべての農産物を買い支えることを約束。
日本のオーガニックの課題と向き合いながら、毎年国産有機(オーガニック)小麦を使ったパンの製造を増やしています。

輪作って?

同じ農地で連続して小麦を栽培すると病害虫が出やすくなります。輪作は小麦の他、てん菜・豆類・じゃがいもとあわせてうまく育つためのサイクルを考えて栽培する方法です。

オーガニック小麦の確保の取組からあわせて誕生した商品


コープ自然派直営のパン工房でつくる
有機JAS認証のパン

パンと一緒にどうぞ!おすすめジャム